ボリュームレシオ 手法と計算式
ボリュームレシオとは
ボリュームレシオとは、株価が上昇した日の出来高と下落した日の出来高の比率から株価の「売られ過ぎ」「買われ過ぎ」を判断する指標です。以下の計算式に示す通り、期間内の「株価が上昇した日の出来高」と「株価が下降した日の出来高」の割合を表す『ボリュームレシオ①』と期間内の「株価が上昇した日の出来高」と「全体の出来高合計」の割合を表す『ボリュームレシオ②』があります。『ボリュームレシオ①』の範囲は「0%~上限なし」となり、その中で「70%以下の場合は買いシグナル」「450%以上は売りシグナル」と言われています。『ボリュームレシオ②』の範囲は「0~100%」となり、「30%以下の場合は買いシグナル」「70%以上は売りシグナル」と言われています。
ボリュームレシオの計算式
- (1)ボリュームレシオ① (VR1)の算出
- VR1=(U+S÷2)÷(D+S÷2)×100(%)
- (2)ボリュームレシオ② (VR2)の算出
- VR2=(U+S÷2)÷(D+S+U)×100(%)
- U:n日間の株価上昇日の出来高合計
- D:n日間の株価下落日の出来高合計
- S:n日間の株価が前日と変わらなかった日の出来高合計
- nは一般的に、25日が使用され、当サイトでも「25日」で計算を行っています。
ボリュームレシオのシグナル発生条件
ボリュームレシオについては、以下の条件を買いシグナル・売りシグナルの発生条件(※)に設定しています。それぞれのシグナル発生銘柄の一覧も参照できます。
(※)条件は、一般的な数値などを参考に設定したものです。
買いシグナル 発生条件
① ボリュームレシオ①が「70%」以下の時
② ボリュームレシオ②が「30%」以下の時
売りシグナル 発生条件
① ボリュームレシオ①が「450%」以上の時
② ボリュームレシオ②が「70%」以上の時
ボリュームレシオとは、株価が上昇した日の出来高と下落した日の出来高の比率から株価の「売られ過ぎ」「買われ過ぎ」を判断する指標です。期間内の「株価が上昇した日の出来高」と「株価が下降した日の出来高」の割合を表す『ボリュームレシオ①』と期間内の「株価が上昇した日の出来高」と「全体の出来高合計」の割合を表す『ボリュームレシオ②』があります。
『ボリュームレシオ①』の範囲は「0%~上限なし」となり、その中で「70%以下の場合は買いシグナル」「450%以上は売りシグナル」と言われています。『ボリュームレシオ②』の範囲は「0~100%」となり、「30%以下の場合は買いシグナル」「70%以上は売りシグナル」と言われています。